3月25日に、北ルソン日本人会(JANL)主催の勉強会が開催され、
「バギオと日本人・日系人の歴史」について学びました。
この勉強会は、JANLメンバーの特に新入会員や、英語留学などで
バギオに滞在されている皆様に バギオ市と日本人・日系人の
ユニークな歴史的な繋がりについて理解を深めていただこうと企画されたものです。
準備された資料は9冊の本と某講演会での聞き取り情報。
ご参加いただいたのは、特別ゲストの古屋氏。
古屋氏は横浜在住の写真家で、戦前のバギオ市で生まれバギオ日本人学校の小学生だった方です。
戦前・戦中・戦後の貴重なお話も伺いました。
英語学校マネジャーと留学生が11名。
熊本から戦没者慰霊目的と英語留学でバギオ滞在中の僧侶の方。
そして、北ルソン日本人会のメンバー6名、計19名での勉強会となりました。
参加者の皆さんは、20ページ以上の資料に目を通しながら、真剣な顔で話に
聞き入り、熱心にメモを取られていました。
各資料の簡単な紹介の後、City of Pines, Japanese Pioneers, 「バギオの虹」
の上記3冊の本の内容について、北ルソン日本人会の代表が内容の詳しい解説
を行いました。
解説は北ルソン日本人会の代表が行いました。
会場内のテーブルには、バギオの歴史に関連する様々な書籍や戦前のバギオの
写真が並べられ、参加者の皆さんは興味深い様子でご覧になっていました。
資料が多いため、今回は3冊の書籍のみについての解説となりましたが、
今後も希望者の方がいらっしゃる場合には 勉強会パート2を開きたいと
考えております。
勉強会終了後は、JANLメンバーと英語学校関係者の皆さんとの反省会・懇親会が開かれました。
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その後、希望者がいらしゃいましたので、3月31日(土)に
同じ会場で 勉強会パート2が開催されました。
主催者側を含め 11名のご参加をいただきました。
今回の特別ゲストは、ハイスクール時代から大学までバギオ市の学校で学び、
その後もフィリピンで活躍中の、北ルソン日本人会の副代表にお願いしました。
なかなか学ぶ機会のない、フィリピンと日本、バギオと日本人の関係史について、
パート2では、16世紀の倭寇の時代にまで遡って勉強しました。
そして、お決まりの反省会・懇親会。
英語学校 WALES, JIC, MONOL, A&J, PINES, BRIGHT の関係者の皆さま、
そして英語留学中の皆さま。 さらに、会社経営の方や
JANLのメンバーの皆さま。有難うございました。
今後も、外部からのリクエストに応じて、随時開催する心づもりでおります。
皆様のご協力に感謝を申し上げます。
(photo by : Tajima@A&J and JANL)