5月8日、バギオの日系人会館であるアボンで、小学生から大学生までの子供たちによる 日本語劇ワークショップの発表会が開かれました。 今年で8年目だそうです。
出し物は 「桃太郎」「竹取物語」「浦島太郎」の三本。
日本のゴタイゴの歌や、最後は「マツケンサンバ」まで披露され、盛り上がりました。
この日本語劇ワークショップを指導しているのは 演出家の吉田智久さん。
毎年5月に滋賀県からバギオを訪れては1週間前後のワークショップを開催し、日系人などの子供たちに日本語を使った演劇をボランティアで教えていらっしゃいます。
北ルソンの日系人の為に中心になってこの日系人会やアボン会館の創設に尽力されたシスター海野さん。 その継承者であった 今は亡き寺岡まりえさん。
吉田智久さんは、その寺岡まりえさんとの約束を守って今までこのワークショップを毎年続けてこられたのだそうです。
壁には 子供たちが作った かわいい「ひらがな五十音図」 が掲げてありました。