バギオ歴史探訪シリーズ - 5  Historical Walk in Baguio

シリーズ5では、セッション通りの一番上から ゆっくり下ってみましょう。

シリーズ1で掲載した手書きの戦前のバギオ地図に、郵便局や通信局が書いてあります。
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バスターミナルからセッション通りを見ると、
この辺りが 戦前の通信局ということになりそうです。
今は 銀行やPLDT(フィリピン長距離電話会社)などがあります。

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そして、セッション通りの向い側には 郵便局が 戦前と変わらずにここにあります。

さて、地図を見ますと、通信局の並びに、日本人経営の床屋、カピタルバザー木下、
さらに下には 山本商店があります。
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これが現在のセッション通りですが、この辺りに上記のお店などがあったことになります。
向こう側に見えているビルが PRIMEホテルです。

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戦前のバギオを知る日本人の方にうかがいましたところ、
このビルの VIDEO ONE と書いた看板のあたりに、
「山本商店」があったそうです。

「山本商店」はパン屋さんで、その右隣りにワシントン・ホテルがあり、
さらにその右側に 映画館があったそうです。

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これは 当時のジャパニーズバザーで販売されていた絵葉書の絵です。
ここにその「ワシントン・ホテル」が描かれています。
そして、その右側のドームのある建物が映画館だとのことです。
地図を読みますと 「アルハマル映画館」とあります。

この映画館では、その当時でも カラーのハリウッド映画が上映されていたそうで、
日本国内よりもかなり進んでいたようです。
叉、当時のバギオの日本人家族は、「よそ行き」の服装で映画を見にいったものだ
というお話でした。

しかし、この立派な映画館も、戦時中の絨毯爆撃で焼失したそうです。
映画館は木造の4階建てだったと聞きました。

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さて、この写真ですが、パレードのスナップのようです。
今でいえば フラワー・フェスティバルのようなものでしょう。

飾られた旗にご注意下さい。
アメリカの旗と日本の旗です。
当時は フィリピンはアメリカが統治していたのですね。

写真の右側の建物は 今のプライム・ホテルのあたりで、左側に見えている
建物は おそらくアルハマル映画館ではないかと思われます。
セッション通りからハリソン通りに抜ける道 CALDERON通りが交わった地点です。
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今現在の地点で言えば、プライム・ホテルのあるこの角のあたりです。

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そして、このパレードの写真。
真ん中にある二つの建物。 たくさんの日章旗が飾ってあります。
このふたつはつながっているようで、全体がジャパニーズ・バザーのようです。
左側の建物の屋根の部分の文字はかろうじてそのように読めます。


この左側に永富氏の経営のマウンテン・バザーがあって、、裏側には
「エンパイア・ホテル」もあったとのことです。
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さて、これがその「エンパイア・ホテル」。 
日本語で言えば「帝国ホテル」ですね。
当時は大日本帝国だったわけです。

この写真の右や下に書いてある記事を読みますと、
俳句の会が このエンパイア・ホテルで開かれたことが分かります。
昭和14年に撮影されています。

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今のプライムホテルの裏にこのような通りがあります。
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この通りの右側に、戦前のエンパイア・ホテルはありました。
ただし、入り口はセッション通りに面していたそうです。


次回の シリーズ 6 では、セッション通りに戻って
ジャッパニーズ・バザーなどを見て行きましょう。

その6は こちら です。













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by janlbaguio | 2011-09-19 12:15 | History バギオの歴史
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