バギオ歴史探訪シリーズ - 7  Historical Walk in Baguio

バギオの目抜き通りであるセッション通りを下って、今私たちは このパブリック・マーケットの前にいます。

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戦前のこの場所は 郡司忠勝著「思い出はマニラの海に」の中では
「シティ・マーケットの広場」として 以下のようにその様子が描かれています。

「町中がクリスマスの飾り付けに輝き、聖夜のメロディーがセッション道の商店街を流れる。
イブにはパレードが街を練り歩き、夜は市の主催する野外ダンス・パーティーがシティ・マーケットの広場で催される。
市民で埋まった会場は市長夫妻のダンスで幕が開き、いよいよお祭り騒ぎが最高潮に達する。」

「町の中央のシティ・マーケット広場には、毎日沢山の肉や野菜、果物といった食料品が運び込まれて盛んな自由市場が立つ。 観光土産のイゴロット族の織物やイフガオ族の木彫品なども避暑客相手に沢山露店に並ぶ。」

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現在のこのピープルズ・パークはおそらく このような広場として市民のお祭りの場所になっていたのでしょう。

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そして、このピープルズ・パークの奥の方に、左角に銀行、右側の角に雑貨屋のような店があって、路地を入って行くと、「サガダ・ランチ」という食堂がその路地の奥の正面にあります。

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この「サガダ・ランチ」というのは観光地としても有名なSAGADAの名前を採っている通り、
山岳民族の人たちの多い、「懐かしの味」を出す食堂だそうです。
主に、米、犬、山羊、鶏のピニクピカンの料理が人気だとか。

この場所には戦前は一戸建ての家があって、「東京堂」という和菓子のお店であったとか。
当時日本人小学校の生徒だった方は、この東京堂さんから残り物の餡子をバケツに入れてもらって、小学校で飼っていた豚の餌にしていたそうです。

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そして、この路地を左の方へ抜けると、ここに出て来ます。
シティー・マーケット側から見ると、左側がメトロ・バンクのマグサイサイ通りの支店、右側にフットステップというお店がある場所です。

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この地点を手書きの地図で確認してみますと、
メトロバンクの場所には「岩間商店」、FOOTSTEPとその隣のCURAMED薬局の辺りには 「山本グロセリー」があったと描いてあります。


最終回、その8は こちら です。



   











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by janlbaguio | 2011-09-20 23:41 | History バギオの歴史
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