遅ればせながら、マニラ・タイムスの9月29日現在の記事によりますと:
フィリピン名Pedring(台風19号)のバギオ周辺での被害は以下のように掲載されています。
バギオへの道路:
ナギリアン道路とマルコス・ハイウエイは通過可能。
ケノン道路は閉鎖。 特にキャンプ4と5で復旧作業中。
(このニュースは10月3日現在も同じだそうです。)
バギオとカガヤン・バレーを結ぶ バギオーヌエバ・ビスカヤ道路もイトゴン付近で閉鎖。
周辺地域では、27箇所で土砂崩れの為 通行不能。
ハルセマ・ハイウエイ(バギオーボントック)では、Atokの多くの地区では開通したが、ベンゲット州及びマウンテン州の数ヶ所では落石などの危険が残っている。
イフガオ州では、キアンガン町のBurnay橋が落ちたため通行不能。
フィリピン全土では:
死者数 21名、不明者数 35名、負傷 13名
(死者内訳: メトロマニラ 5、 セントラルルソン 7、
カガヤン 2、 ビコール 2、
イロコス 1、その他 4)
農業やインフラへの損害: 10億ペソ
被害を受けた人たちは:
35,273家族 171,570名
22州、78の自治体及び17市、349バランガイ、
ビコールから北ルソン一帯
ラ・メサ・ダム関連:
ケソン市では ラ・メサ・ダムの限界を超える雨により警報が出た。
ラ・ウニオン州での被害:
リッチモンドという7ヶ月の子と6歳の兄ジアンが大きなマンゴの木が家に倒れ死亡。
詳しくはこちらのサイトでご確認下さい。
http://www.manilatimes.net/index.php/news/top-stories/8287-p1b-worth-of-crops-infra-damaged
尚、バギオでの停電については、
台風17号では 地区によっては 50時間、
台風19号では 地区によっては 20時間程度の停電がありました。
幸いなことに、バギオ市内では 大きな災害にはなりませんでした。