第二回 アジア太平洋国際平和慰霊祭 - 慰霊祭・フォーラム

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平和慰霊祭の5日間のイベントの後半、12月8日から10日までに参加しましたので、
ご参考までにご報告いたします。


12月8日(木) 
バギオ市キャンプ・ジョンヘイ内 ベル円形野外劇場での慰霊祭。
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ベル・ハウスと呼ばれるアメリカ時代の総督の邸宅で、バギオ市長のドモガン氏を迎えての記念写真。
このベル・ハウスは、日本占領時代には、山下大将の司令部としても一時利用されたとか。
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慰霊祭の関係者と、台湾、韓国、日本などからのビジターとの記念写真。

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ベル・ハウスの関係者から見せていただいた「キャンプ・ジョンヘイの歴史」という本に掲載されている写真。
日本軍が投降し、捕虜としてジョンヘイを通過している写真。
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同じ本にあるジョンヘイの捕虜収容所の絵。
戦争初期には日本人を収容し、日本軍がバギオに入った後は外国人の収容所となったそうです。
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地元の人たちの間で、「Japanese Trail(日本人の小道)」と呼ばれているというジョンヘイ内の山道。
ベル・ハウスの近くから、今のアメリカ大使公邸の辺りまで続いている小道です。
なぜこのような名称がつけられたのか。
近隣の地元の人たちの間では、日本兵たちがジョンヘイに入るための秘密の道だった、と言われていたそうです。
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このジャパニーズ・トレイルの終点は、アメリカ大使公邸の入り口ゲートでした。
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この大使公邸は、終戦の折に、山下大将が正式の降伏文書に署名をした場所でもあります。

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ジョンヘイをあとにして、ベンゲット州イトゴン町の町役場へ移動。
歓迎の横断幕が掲げてありました。
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イトゴン町の体育館の前には、このような戦争の記念碑が建っています。

12月9日(金)
イトゴン町役場での平和慰霊祭。
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マンブーノと呼ばれる霊媒師による戦没者慰霊の儀式の後、アディバイと言われている「楽しい集まり」が実施されました。
伝統の儀式では、2匹の黒豚が捧げられました。

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午後は、元日本兵のK氏の証言ドキュメンタリーが放映されました。
K氏は、このイトゴン周辺でも戦闘に加わった方で、戦後何十回もバギオなどへの慰霊の訪問を続けられた方です。
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フォーラムでは、北ルソンで抗日ゲリラとして奮戦した第66歩兵連隊の証言・再現ドキュメンタリーや、韓国人留学生、中国系フィリピン人、台湾研究中の日本人教授などからの講演もありました。
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9日の最後には、イトゴン町役場のすぐ前にある カランテス家の個人的戦争博物館を訪問。
カランテス氏は 元ゲリラ兵で、戦争当時の記憶をジオラマ風のミニチュアで戦場を再現し、日本兵、アメリカ兵、フィリピン兵の遺品などを保管していました。


12月10日(土)
この日は、元日本兵のK氏がアメリカ軍と激しい戦闘をしたというイトゴン町のダルピリップ地区を訪問。
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DALUPIRIP地区へ入るには、このアグノ河のこの地点を歩いて渡るしかなかったそうです。
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そして、K氏が機関銃でアメリカ兵を撃ちまくったという山。
この山の右方面、向こう側の下にアメリカ軍がキャンプをしていたという話です。
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ダルピリップ地区にある小さな教会。
この教会は67年前に建築された教会だそうです。(日本占領時代?)
この教会は、地元民の収容所となったり、日本兵の野戦病院ともなったと聞いています。

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教会の敷地内にある抗日ゲリラ兵たちの慰霊碑。
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この地区のお婆さんたちに、戦争時代の記憶をインタビュー。
日本兵もゲリラ兵も、とても恐ろしかったとの話がありました。

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この美しい村が 二度と悲惨な戦争に巻き込まれることがないよう、祈らずにはいられません。


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サンスター・バギオ新聞の記事



 
 
 
 
 
 























































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by janlbaguio | 2011-12-12 11:11 | AJISAI 文化交流 network
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