2013年9月15日 フィリピン・バギオ市で 日系人団体の主催で
日本人移民110周年の祝賀式典が開催されます。
その式典で 日系人の若い皆さんたちが 「君が代」を一緒に歌うため、
その練習が行われました。
バギオには 北ルソン比日基金と 北ルソン比日友交協会のふたつの日系人団体が
あって、通称アボンとよばれる会館で様々な活動が実施されています。
今回の式典は 1903年に マニラとバギオを結ぶ山岳道路であるケノン・ロード
(当時の名称はベンゲット道路)の建設の為に日本からバギオへやってきた
日本人労働者の功績をお祝いし、その難工事で命を落とされた数百人の
犠牲者に哀悼の心を捧げるものです。
合わせて、これらの末裔である日系人の戦後における苦難を癒し、救いの手を
さし延べた
シスター海野を偲ぶものともなっています。
この歴史については、このサイトのこちらのページをご参照ください。
http://janl.exblog.jp/7076729/
「君が代」の練習会では、北ルソン日本人会のボランティアの方が指導をされました。
君が代の意味の説明とともに、一緒にその歌い方を練習しました。
9月15日(日)には、北部ルソン島ばかりではなく、フィリピンでの日系人の原点である
ケノン・ロードの展望台で式典が開催される予定になっています。
皆様、お誘い合わせの上、ご参加ください。
尚、この日系人団体では、北ルソン日本人会のボランティアお二人が 定期的に
日本語を教えていらっしゃいます。
又、お仕事として、 インターナショナル・スクールで日本人の生徒さんに 国語を教え
たり、バギオ市内の某大学で日本語を教えることになっている方もいらっしゃいます。