バギオ市で歴史遺産指定、保存活動の動き  Heritage Mapping Project

先日2017年1月25日に このような会議が開催されました。
a0109542_134547.jpg


「バギオ歴史遺産マッピング・プロジェクト」の関係者が集まっての会議です。

a0109542_137382.jpg

進行役は フィリピン大学バギオ校の教授の皆さん。
バギオ市における歴史文化遺産の調査をされた教授から発表があり、関係者の間で意見交換がされました。

a0109542_1394395.jpg

参加者は、パイン・コーン・ムーブメントという団体、バギオ市の市議会議員、観光省、バギオ歴史遺産財団、バギオ博物館、学校関係、など、バギオの歴史的遺産の保存と観光資源としての活用に関係のある皆さんが勢ぞろいされました。

(以下の英文は FACEBOOKからの引用です)

Baguio heritage mapping project validation and consensus on
what sites and structures to protect, thanks to very useful insights
from all. Kudos Pine Cone Movement for supporting the initiative.
We appreciate City Mayor's office, CEPMO, DOT-CAR, SP members Fianza/Datuin/Yaranon/Yangot, Div of City Schools, Roger Sinot,
March Fianza, Vicky Makay, UP Baguio students and history instructors,
Karminn Daytec Yangot, UB, Baguio Museum's Stella de Guia, Precilla
Balacio, Nonnette C. Bennett, Erlyn Alcantara, Monin Navarro,
Laida Lim and Ron Paraan for BHFI, Mita Angela M. Dimalanta,
Melle Bisnar, June Brett, Chat Delos Reyes, Edcel and Maria Guadalupe
and Ambet and other guests. Thank you to Dr Rowie Boquiren for
spearheading this project and unifying all sectors towards heritage
mapping of Baguio City!

a0109542_13225938.jpg


プログラムにあるように、この会議では、
ー 文化遺産・歴史遺産の定義の確認
ー 歴史遺産保存の方法
ー バギオ市における現状
などの研究報告があり、参加者の様々な意見交換が進められました。

・・・・・

そのプレゼンテーションの中に いくつかの興味深い資料がありましたので、
一部を御紹介します。

a0109542_13285690.jpg


時代区分は:
ー スペイン植民地以前
ー スペイン植民地時代
ー アメリカ植民地時代

a0109542_13304693.jpg

そもそも、バギオ周辺の土地には その初期に、どのような人たちが定住していたのか。

a0109542_1332531.jpg

そして、その人々は どこに定住していたのか。

a0109542_13342235.jpg

a0109542_13344935.jpg

a0109542_1335719.jpg

a0109542_1335254.jpg

a0109542_13355873.jpg

a0109542_13365788.jpg

a0109542_1339364.jpg

a0109542_13392284.jpg

昔からの地名や定住していた部族名などが紹介されました。
(撮影の都合で順番が前後しています。)

a0109542_14272082.jpg

具体的にはどのような建築物などが候補にあがっているかも紹介されました。

a0109542_14285461.jpg

多くの候補地の中で、日本人が関係しているものはこの3つがノミネートされています。
まず 「バギオ日本人学校」。

a0109542_14295777.jpg

二つ目は 「ケノン・ロード」(当時の名称は「ベンゲット道路」)

a0109542_14315096.jpg

三つめは 「山下奉文大将の降伏文書署名式が行われた現在のアメリカ大使公邸」。


a0109542_1345840.jpg

今後は8月まで 上記のようなスケジュールで このプロジェクトクトが進められるそうです。

・・・・・

今回のこの会議に、バギオ博物館とフィリピン大学バギオ校からお声が掛りまして、
以下の 「バギオ歴史探訪アート・マップ」を JANLの分科会から参考資料として
提出致しました。

a0109542_13484957.jpg

このアート・マップは、JANLの分科会活動として 1年ほど前から進められて
いたもので、多くの皆様の御協力を得て この最初の1枚が この会議に
間に合いました。

a0109542_13513844.jpg

表面には1930年代のバギオ市の街並み、ジャパニーズ・バザールなど、を再現し、
裏面には現在のバギオ市にある 歴史遺産の場所を アートで表現した地図になっています。

本日現在はまだ印刷中で、2月22日(水)に Casa Vallejoホテルの建物の中にある
Mt. Cloud Bookshop で販売開始の予定になっています。

図らずも、バギオ市全体の歴史文化遺産を守ろうという動きに呼応するタイミングに
なったことを有難く感じております。

a0109542_14474435.jpg

(photo by : Pine Cone Movement Inc.)
このアートマップ制作をお願いした フィリピン大学バギオ校美術学部のOGにも
この会議にご参加いただきました。
   


=====

この会議の主催者のひとつである The Pine Cone Movement, Inc. (PCMI)は
以下のような団体です:

http://pcmibaguio.wixsite.com/pineconemovement

Mission – The Pine Cone Movement, Inc. (PCMI) will work towards a commitment in realizing this vision primarily through protecting and preserving the environment, in gratitude to its past heritage and sustainable future, by raising funds, accpeting donations, by cooperating with national and local government agencies and other activities that will promote it, conducting information drives and organizing forums to discuss issues.



             
   

     

  
[PR]
by janlbaguio | 2017-01-28 12:50 | History バギオの歴史
<< フィリピンの大学のツーリズム研... 第10回記念 新春祝賀会 - ... >>