Baguio Historical/Heritage sites Paininting workshop バギオ歴史遺産絵画コンテスト


2017年 日比友好月間イベントのひとつとして
バギオ歴史遺産絵画ワークショップ・コンテスト・展示」が予定されていますが、
その中の ワークショップが 7月14日に バギオ博物館とバギオ・シティー・
ナショナル・ハイスクールを会場として開催されました。

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絵画ワークショップのテーマは、
PAST, PRESENT AND FUTURE OF BAGUIO HISTORICAL SITES
「バギオ市の歴史的遺産の 過去、現在、そして未来」

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ワークショップのプログラムです。
スペシャル・ゲスト・スピーカーは アデライダ・リム女史


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主催者である北ルソン日本人会の代表からの挨拶に続き
バギオ博物館の理事である ステラ・デ・ギア女史から 若いアーティスト達に
向けて 「バギオの歴史」などに関する話がありました。

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ゲスト・スピーカーの Adelaida Lim女史は Baguio Heritage Foundation
(バギオ歴史遺産財団)の理事長です。
バギオ市における歴史や歴史遺産の大切さについてスピーチをお願いしました。
尚、同女史は、フィリピンのテキスタイル業界や映画業界で著名な方でもあり、
さらには、フィリピンの千ペソ札に肖像がある ビンセント・リム将軍の
お孫さんでもあると伺いました。


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そもそも、何故 北ルソン日本人会が国際交流基金の支援を受けて、このようなイベントをやっているかと言いますと、上の写真にありますバギオの歴史に関する本に遡ります。

写真の一番右側に写っているのは Japanese Pioneers in the Northern Philippine Highlands (ルソン島北部山岳地帯における日本人開拓者たち)という本です。
この本は バギオ市の日系人団体である北ルソン比日基金が フィリピンへの日本人移民100年(1903-2003)を記念して出版したもので、ベンゲット道路(現在のケノン・ロード)やバギオ市の建設に関わった日本人労働者たちの詳しい記録資料となっています。

その歴史を踏まえて、日本人労働者、大工、石工、庭師などなど、バギオ市周辺に残る様々な歴史的な建物群に痕跡を残す日本人の努力にも敬意を表したいとの思いがあるからです。
この本によれば、

in 1939, when Baguio had 24,000 people, there were1,064 Japanese in
the Baguio-Benguet region. Among the other foreigners, there were
1,114 Chinese, 612 Americans, and143 Europeans.

つまり、1939年の記録では、2万4千人のバギオの人口の中で、
日本人は 1,064名、 中国人 1,114名、アメリカ人 612名、
ヨーロッパ人 143名とあります。
(ちなみに、現在のバギオ市の人口は大学生などを含めると、30万人ぐらいでは
 ないかと言われていまして、日本人長期在住者はせいぜい100名ぐらい
 だろうと思われます。)

  

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ワークショップ、コンテストに参加登録していただいたのは、バギオ・シティー・ナショナル・ハイスクールで絵画を学ぶ学生たち30名。 そして、大学生など一般の皆さん 32名となりました。

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コンテストに参加登録した62名の皆さんが スピーチを聞いた後にやったことは、どこのどの建物を描くかという選択でした。
1930年代以前に建築された建物の戦前に撮影された写真と その建物に関する資料を読んでいただき、一人一人の若きアーティストが どこを対象とするかを決めていただきました。
ひとつのサイトについては、最大4名までという制限を設けました。

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午前の部は、どこを描くかを決めていただく作業をしていただき、その場所の「過去・現在・未来」をどのように描くかを考える時間となりました。

尚、午前中に ふたつのテレビ局からカメラが入りました

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地元テレビ局の ABS・CBN で、7月17日(月)夕刻のニュース番組で放映されるかもしれません。

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もうひとつは、なんと 日本のテレビ朝日
この取材は このイベントの取材の為ではなく、以下の特番の収録の一部でした。

8月5日(土) 2:30pm-4pm 放映予定
「世界むちゃぶり旅」という番組だそうです。
日本の若手お笑い芸人のお二人が 突然バギオ博物館に立ち寄られての収録でした。
ただし、この絵画ワークショップの録画が放映されるかどうかは保証の限りではありません。
どうぞお楽しみに。

   





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午後の部は、ハイスクール生30名のみが 会場を移して 作品に取りかかりました。
一般の参加者32名の皆さんは、それぞれの時間を使って作品を描き、7月23日までに
バギオ博物館に提出することになっています。

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バギオ・シティー・ナショナル・ハイスクールの学生さんたちは、
各学年から5名の選抜で、6学年合計で30名の参加です。

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今回のイベントに関しては、フィリピン大学美術学部卒のファシリテーターの女性と ハイスクールの美術の先生に大変お世話になっています。


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学生たちは 様々な発想で 制作に取り組んでいます。

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そして、午後の部は5PMまで続き、作品が出来上がりました・・・・

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個性豊かな作品ばかりが出来上がりました・・・・

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審査は 7月末日までに バギオ市の歴史遺産の保護に尽力されている フィリピン大学やバギオ歴史遺産財団などの皆様にお願いする予定です。

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ハイスクールの皆さん。素晴らしい作品をありがとう。

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上記は コンテストの参加要領です。

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このリストは、1930年代までに建設された建物などの候補リストです。
このリストの中から 絵画にするサイトを選択していただきました。

審査の発表は 8月6日(日)に開催される 「バギオ七夕祭8ーサムライ七夕祭」などの展示のオープニング式典にて行われる予定です。


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by janlbaguio | 2017-07-16 10:57 | Activity 活動内容
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