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Baguio Flower Festival 2011 フラワーフェスティバル

2月27日(日)は フラワーフェスティバル最大の見せ場、花車のパレードが行われました。

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バギオの中央公園である バーンハム・パーク周辺は ホテルなどが取れなかった観光客で この有り様。 毎年恒例の風景になっています。

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パレードの先頭は PMA(フィリピン・ミリタリー・アカデミー)が努めます。
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さて、パレードが終わった後は・・・・・
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セッション・ロードでは 「セッション・イン・ブルーム」が始まります。
あと一週間は まだまだお祭りは終わりませんよ。
 
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by janlbaguio | 2011-02-28 00:10 | Neighbers ご近所情報

バギオ フラワーフェスティバル 2011


本日、バギオは 雲ひとつない快晴です。

2011年のバギオ・フラワー・フェスティバル 只今 グランド・パレード進行中。
(2月26日午前。テレビ観戦中です。)

今後のスケジュールなどは こちらのサイトでどうぞ:
http://www.squidoo.com/panagbenga

youtubeの映像は いかがでしょうか。 
http://www.youtube.com/watch?v=zqdV5FOuCe0

こちらは 北ルソンの山岳民族の皆さんのイベントです:
http://www.youtube.com/watch?v=kwLQT4LDA6o&feature=player_embedded
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バーンハム・パークの様子です。
アート・フェスティバルの日程表は次の通りです。
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尚、現在 バギオ中心部は大渋滞で、タクシーなどもつかまりません。
ゆっくりとお楽しみ下さい。

身動きの取れない場所でのパレード見物では、スリなどにご注意ください。
叉、毎年 何人も身体の具合が悪くなって人ごみの中で倒れる人も出ます。
くれぐれもご用心下さい。

 





 
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by janlbaguio | 2011-02-26 10:00 | Neighbers ご近所情報

Philippine International Arts Festival - Baguio

The Festival is running until Feb. 27, during the Baguio Flower Festival.

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このアート・フェスティバルは、フラワーフェスティバルの花車パレードが行われる2月27日(日)まで開催中です。

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場所は バギオの中央公園であるバーンハム・パークの市役所寄りの一角です。

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このカラフルなドーム・テントでは 様々なアーティストがアート・トークなどを繰り広げています。

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夜になると益々もりあがるミュージシャンのステージ。

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"WINE FOR PEACE" を掲げた 地元産の各種果物ワインや強い蒸留酒もあります。

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こちらは 環境NGO コーディリエラ・グリーン・ネットワークが 地元産のアラビカ・コーヒーのフェア・トレードもやっています。
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バギオのフラワーフェスティバルをご覧にいらっしゃる方は、是非お立ち寄り下さい。

 
 
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by janlbaguio | 2011-02-24 00:40 | Neighbers ご近所情報

Seasons of Japan バギオ大学で 講演会 PHILAJAMES

PHILAJAMES of Baguio held a seminar "Seasons of Japan" at University of
Baguio on February 19, 2011.
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講演者は 北ルソン日本人会の佐々木副代表。

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「日本の四季」というタイトルの講演では、 四季折々の行事が紹介されました。

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会場には、PHILAJAMES(日本国費留学生の会)の大学教授などの皆さんや、バギオ大学ホテル・レストラン学部の学生達で満員になりました。

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参加した学生達は、授業の一環とあって、熱心にメモをとっていました。

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後半は、日本大使館の担当の方が 日本への留学制度を紹介されました。

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日本の留学制度を紹介しているウェッブ・サイトはこちらです。
皆さんのお近くに留学を希望している若者がいたら、是非アドバイスしてあげて下さい。

 
 
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by janlbaguio | 2011-02-19 19:32 | AJISAI 文化交流 network

International Art Festival 2011 in Baguio city

The schedule of International Art Festival 2011 during the Baguio Flower Festival is now available here :
http://axisartproject.com/2011/02/schedule-of-events/

インターナショナル・アート・フェスティバルが バギオ・フラワー・フェスティバルの期間中に開催されています。 2月18日から27日まで、バーンハム公園のバギオ市役所よりのローズ・ガーデンで実施されます。
スケジュールは 上記のサイトでご確認下さい。

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バギオ市役所の前の階段を降りて行きますと、
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左側にこのような ドームが出現します。
この周辺でアート・フェスティバルが開催中です。

このフェスティバルに 沖縄のアーティスト 山城知佳子さんが参加します。
ビデオ映像作品とアーティスト・トークがご覧になれるはずです。

「沖縄文化と芸術への招待」
by: Maejima Art Center & Chikako Yamashiro

日時変更!! 
日時: 2月23日(水) 6pm-8pm
会場: 上記のローズ・ガーデン Axisテント(ドーム)

以下に、山城さんのフィリピン大学バギオ校芸術学部での講演の様子をご覧下さい。

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沖縄の抱える問題とビデオ作品に込めた思いを説明する山城さん。
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ビデオ作品の一遍。 
米軍基地の金網フェンスにもたれかかって アイスクリームを舐める女性の姿。
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感想を述べるフィリピン大の学生たち。
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ビデオ映像作品の芸術の中での位置づけについて語る ファラ・マヌエル教授。
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沖縄の戦争体験者である老人の声を 自分の口の動きに載せて語る若い女性。
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ユニークな視点、表現に見入る学生達。


山城さんに関する新聞記事:
「新進作家展:山城知佳子さん、写真作品で新境地--東京」
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110124dde018040040000c.html


アート&エンタメ注目株 山城知佳子
http://bizboard.nikkeibp.co.jp/kijiken/summary/20101214/NBA0220H_1872078a.html

山城知佳子:コロスの唄 展覧会 執筆: カロンズネット編集
http://www.kalons.net/index.php?option=com_content&view=article&id=4292&catid=0&lang=ja


もっと詳しくはこちらでどうぞ:
http://janl.exblog.jp/12113073/



 
 
 
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by janlbaguio | 2011-02-18 19:54 | AJISAI 文化交流 network

バギオで戦没者慰霊祭 ー 日比国際友好協会


毎年恒例となっている戦没者慰霊祭が2月15日にバギオで開催されました。
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この慰霊祭は 日比国際友好協会の主催で 毎年開催され、日本大使館、鹿児島歩兵71連隊戦友会、北ルソン比日友交協会、北ルソン日本人会などが参列しました。

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今年は ドモガン・バギオ市長も参列され、日本大使館からは高山領事が列席されました。

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慰霊碑の前には 日本からの参列者が持参された日本の食べ物などが供えられ、戦没者を偲びました。

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日比国際友好協会の瀬川会長の読経で、日・米・比 三ヶ国すべての戦没者に対し、恒久平和の誓いを届けます。

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参列者全員の焼香はしめやかに行われました。

慰霊団の皆様は 戦争体験者から次の世代、戦争遺児の方々に引き継がれ、さらに次の世代へと 毎年悲惨な戦争の記憶が引き継がれています。

全ての戦没者の皆様に哀悼の意を捧げます。

 
 
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by janlbaguio | 2011-02-16 00:34 | Neighbers ご近所情報

沖縄のアーティスト山城知佳子さんの 作品上映とアーティストトーク

山城知佳子アーティスト・トーク Chikako Yamashiro Artist Talk

Date: Feb 17, 2011(Thursday) 4pm-5:30pm
Venue: Fine Arts Classroom 103-4,
College of Arts and Communicatuion Building, UP Baguio.
問い合わせ:Mariko Sorimachi 0928-521-8124

日時 : 2月17日 午後4時―5時30分
会場 : フィリピン大学バギオ校 芸術コミュニケーション学部校舎
       美術教室103-4号室

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[山城知佳子さんのプロフィール]
現代美術家、映像作家、映像集団ハイニシムイ代表
1976年 沖縄県生まれ
2005年 第1回倉敷現代アートビエンナーレ・西日本 優秀賞受賞

沖縄タイムスの記事などがこちらでご覧になれます。


<案内> 

那覇市の前島アートセンターのアーティスト・イン・レジデンス(作家がある土地に滞在して、創作活動を行うプログラムのことです)企画で、沖縄のコンテンポラリー・アーティストの山城知佳子さんが、フィリピンにいらっしゃいます。
山城さんは、大戦での記憶を今も引きずり、基地を持つ沖縄に生まれ育ったからこそのアイデンティティから生まれた、シャープで触感的な、パフォーマンス、ビデオ、写真などの作品を作っているアーティストです。

今回の山城さんのフィリピン訪問の目的は、フィリピンに移民した沖縄の方を訪ねてお話を伺うのと、沖縄と距離的にも近く、気候や文化や感性にも共通が見つかりそうなフィリピンのアーティストたちと交流すること。バギオで「AXIS ART FESTIVAL」というアーティストのお祭りが開かれることを聞き、フィリピンのアーティストの作品にも触れるいい機会にもなるから、ぜひ参加したいということで、山城さん自身もバギオで、今までのビデオ作品の中から何本かの上映とアーティスト・トークを行うことになりました。AXIS ART FES(2月21日~27日)開催期間中のスケジュールや会場は、山城さん来バギオののちに決定予定。 まずは、第一弾でフィリピン大学バギオ校芸術学部で作品上映とアーティストークが行われます。外部の方の参加も「歓迎!」ということですので、在フィリピンの日本人の皆様のご来場をお待ちしております。

もっと詳しくは こちらのサイトでどうぞ:
http://cordillera.exblog.jp/14910853/


(この情報はCGNから提供されたものです。)

 
 
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by janlbaguio | 2011-02-14 17:56 | AJISAI 文化交流 network

日系人会 ホームカミング  in Baguio


北ルソンの日系人の皆さんの恒例行事である Home Coming Day が 2月12日に アボン会館で開催されました。

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アボンとは地元の言葉で「小さい家」の意味。 その家に日系人の皆さんが集います。

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今年の話題は 「健康の為に 何を心がけているか。」でした。
それぞれの養生訓を披露。
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91歳、最高齢の女性は 「よく食べ、よく歩き、よく寝る。」
合気道を子供達に教えている男性は さすがにカクシャク。

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この会に集まった皆さんは 60歳以上のおよそ30名。 皆さんお元気です。

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そして ゲームが始まりました。 まずはサイコロ・ゲームで 賞品をゲット。

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こんな恰好になってしまったり・・・・
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クラッカーの早喰いだったり・・・・
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そして、箸を使った 伝統のゲームだったり・・・

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JANLは ジャンケンと「あみだくじ」を組み合わせたゲームを紹介しました。

日系二世、三世の皆さんの元気な笑い声がアボン会館に響きました。

 
 
   
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by janlbaguio | 2011-02-12 21:11 | Neighbers ご近所情報

バギオの歴史 :   郡司忠勝著より 最終回(6の6)

「思い出はマニラの海に」郡司忠勝著 三月書房より抜書き

(注:はブログ管理人のコメントです。)


今回は「終戦の後の在留邦人の状況」を読んでみます。

p267
遠くで手投弾の爆発音がした。 私は自分の腰の二つの黒い鉄の塊に
触れてみた。
<戦争は終わったというのに>
・・・・・
一人の兵隊の腰にある拳銃が気になった。 私たちは散発的に
聞こえる自決の銃声を耳にしながら再び歩きはじめた。

p271
兵隊や邦人の姿が多く目につくようになり、人の流れがゆっくり
大きな波となってマゴックに向っていた。 
・・・・
その水辺には、半身を流れに浸したまま死んだ兵隊や邦人の哀れな
姿があった。 水を求めた人たちの最後の姿である。
(注: マゴックは キヤンガンの西北西数キロの地点にあり、
    フンドアンの南のアシン川を渡った辺りにあるようです。)

p273
どうしてこんなに沢山の人たちが倒れているのかと思うほどに、
旱魃で死んだ動物の骸のように草むらや樹の下に転がっていた。
毛布を体に巻き、頭から天幕をかむった邦人の姿が目につく。
・・・・
マゴック村は小さな広場を中心にして四、五軒の木造家屋が並び、
それを取り巻くように萱葺きの家が点々としていた。
集結がはじまった邦人の姿がほとんどで、蝉の抜け殻のように、
また夢遊病者か亡霊のように生気を失い、うつろな目で広場を
歩き、腰を下ろしていた。
数軒並んだ中央の二階建てが領事館とのことなので、世話役が
到着者名簿を持って出向いた。


p282
ホヨ、アンチポロ方面の邦人はフラグダンを経てバクダン道に入り、
またマゴックから中央山系にかけての邦人もバクダン道に入って、
ともに米軍基地やキヤンガンへと流れていた。
(注: ホヨとアンチポロはキヤンガンの南十数キロの地点に
    あり、バクダンと言うのはマゴックとキヤンガンの間に
    あるようです。)

p284
雨水の流れる山道を邦人が途切れずにぽつぽつとキヤンガンへと
歩いていた。 さきに行き会った男の子が死んでいた。
母の後を慕いながらとぼとぼと歩いていた小さな姿が目に浮かんだ。
誰かが寝かせたのであろうか、道端の厚い草の上に横たわり、
手にしていた芋が供えられたように顔のそばで雨に濡れていた。


p298
一度は帰国を決意してマニラに出た身であったが、もし残留が
許されるなれば、このままこの国に住みたいと思った。
故郷の肉親にも逢いたいし、また山河も懐かしく思うのだが、
私のとっての心の安らぎは、やはりバギオの地にあるように思えた。


(注: 現在でも これら山岳地帯の山村では、反日感情が
    残っている所もあり、叉、日本人であることが分かると
    いわゆる山下財宝を探しに来たのではないかと必ず疑われ、
    最近は日本人が引き起こした遺骨盗難問題もあって、
    警戒されます。
    叉、地域によっては新人民軍の影響が残る所もあります。
    戦没者慰霊の為であっても十分な事前調査、現地の
    信頼できる方の協力など注意が必要です
。)


全ての戦没者の皆様に哀悼の意を表し、このシリーズを終わります。

このシリーズの最初のページはこちらです: 
http://janl.exblog.jp/11940343/
 
 


















終戦 敗戦 1945年9月3日 山下奉文大将 降伏文書署名 バギオ市 ジョンヘイ 現アメリカ大使公邸
フィリピン アメリカ 日本軍 
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by janlbaguio | 2011-02-08 23:01 | History バギオの歴史

バギオの歴史 :   郡司忠勝著より その5

「思い出はマニラの海に」郡司忠勝著 三月書房より抜書き

(注:はブログ管理人のコメントです。)


この抜書きは 戦争当時のバギオの歴史と地理の関係を振り返る為の
資料としております。
本書は 既に絶版となっているようですが、古書としては購入可能です。

今回は戦中のバギオ在留邦人はどこを彷徨ったのかを読んでみます。

p178
1945年(昭和20年)
1月3日  山下大将方面軍戦闘司令部をバギオに置く。
1月7日  米艦隊 北・サンフェルナンド一帯を砲爆撃。
1月9日  米軍リンガエン湾上陸。
1月12日 米軍機バギオ初空襲。
1月23日 米軍機バギオ大空襲。
(注: 北サンフェルナンドは ラ・ウニオン州のサンフェルナンド市である。)
(注: バギオの当時を知る地元の人たちは カーペット・ボンビング
    絨毯爆撃があったと言います。)


p180
バヨンボンから北へ二キロ、ソラノから南に三キロの地点に
ボンハルがある。 ボンハルでは総領事館指揮のもとに在留邦人が
疎開村をつくっていた。
・・・主にマニラ方面からの邦人であるが、後になってバギオ落ち
した邦人
が朝日村をつくって加わったとのことである。
・・・各村は食糧の自給生産に力を尽くしていた。
(注: バヨンボン付近は 6月7日に米軍に占領されたとの資料がある。)

p217
<景山隊の陣中日誌によると、キャンガン入りは6月13日22時とある。>
去る1月14日のカバナツアンのB24のじゅうたん爆撃では沢山の
市民が犠牲になったが、ここキヤンガンでは祖国の兵隊の死体が散乱した。
五、六歩も歩くと、すぐ新しい死体があった。
(注: キャンガンは 山下大将が降伏する為に下りてきた町で、
    当時は桜町と呼ばれ、今は山下大将降伏の記念館がある。)

p220
景山隊は、狭く険しい土人道をバクダンへと向った。 バクダンは
キャンガンから4キロほどのシェレネバダ山脈の山襞のなかにあって、
キヤンガン・イゴロット族の居住域である。 そのバクダンの西方
の渓谷にはキヤンガンを逃がれ出た在留邦人や傷病兵が居るという。
戦闘司令所も近くに来ていて、・・・・
(注: キヤンガンから北へ行くとバクダン、キヤンガンから
    西に山脈を越えた辺りに 当時「大和基地」と呼ばれた
    最後の砦があった。 今は ワンワン村と呼ばれる村の
    辺りで、地元の人も入らないような場所であるそうだ。)

p221
バクダンへの崖道で邦人のひと群れに出会う。 邦人は狭い道の
山側を掘って、雨露をしのぐ簡単な萱の差し掛けをして半地下の
生活をしていた。 バギオで薬局を経営していた・・・・の方たち
がともに寄り合っているとのことで、・・・
近くには多数の邦人の姿が見えたが、・・・

かつてはその名を恐れられた首狩り族の部族である。 ・・・ミイラ
として秘密の洞穴に安置する風習があり、・・・・
バギオの邦人はこの埋葬地の近くに居るらしく、ところどころに
洞穴の入り口が見え、・・・

p222
「ウォーッ、郡司さん」
カーキ服に巻脚絆の、杖を手にした一人の初老の人の咆えるような
声である。 懐かしい声だ。 戦闘帽の下でくぼんだ目がじーっと
私を見つめて立ち止った。 北部ルソン日本人会長の早川豊平さんだ
邦人の生活状況視察の道らしく伸びた髭の顔に疲れが見えていた。

p229
山道から見える芋畑では蔓が裏返り、小石の地肌が露出していた。
芋を探したあとの蔓伏せをする兵隊が少なく、それがまた敵機の
恰好の目標となった。 空からガソリンを投下して、山を一つずつ
焼き上げては、蜂が群がるように敵機は攻撃した。

p230
バクダン方面にいた在留邦人は二手に分かれて山岳深くマゴックへと、また
ひと手は遠くアンチポロホヨ方面に移動して行ったとの
ことだった。
(注: アンチポロは バクダンから南へキヤンガンへ戻り、
    それからさらに20キロぐらいの道を南の山奥へ入った
    ところにある。  ホヨはアンチポロから山脈を越えて
    やや西北へ大和基地よりに入ったところである。
    現在も この辺りへ入る道はかなりの困難を伴うそうだ。)
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by janlbaguio | 2011-02-05 11:57 | History バギオの歴史