令和二年二月十五日、毎年恒例のバギオ戦没者慰霊祭が
47回目を迎えました。
主催は大阪の日比国際友好協会(旧・比島戦没者慰霊会)で、
日系人会である北ルソン比日基金が共催して実施されています。
バギオ戦没者慰霊碑公園建設の由来
日本国大使館より追悼の辞。
参事官が参列されました。
ご遺族による追善供養のオカリナ演奏。
「ふるさと」の曲が奉納されました。
今年は 長野、茨城、大阪から慰霊団に参加されているそうです。
ご来賓は、参事官に加え、元日本国名誉総領事、バギオ市長代理、
ライオンズクラブなどから参列がありました。
読経は 大阪・本長寺の瀬川住職と 高倉住職によって行われました。
(動画は下のリンクからご覧ください。)
献花と焼香を参列者の皆さんが行いました。
北ルソン日本人会からも7名ほどの参加がありました。
若い皆様の参加に感謝いたします。
この戦没者慰霊の巡礼団は
最盛期には日航機2機をチャーターして総勢300名を数える
こともあったそうですが、近年はご遺族の二代目、三代目となり
参加者が年々少なくなっているとのことでした。
夕刻の交流会では、瀬川住職や宇田川参事官のお話がありました。
また、元日本国名誉総領事の寺岡氏からは
バギオ市での戦争体験者としての貴重なお話があり、
ご遺族の皆さんも耳を傾けていらっしゃいました。
尚、この会場には、マニラ新聞と埼玉新聞の記者が
参加されていました。
御礼とご報告まで。