2015年「日比友好月間」イベントの第一弾として、
日系人会館アボンで、7月19日に 「七夕飾りづくりワークショップ」が開催されました。
昨日までおよそ3週間、台風やモンスーンの影響で、大雨つづきだったバギオ市に、
やっと青空が顔をのぞかせ、晴れやかな気持ちでのワークショップとなりました。
アボンには、ハイスクール生・大学生が170人ほど集まり、日本人ボランティアの
皆様も8名がお手伝いをしてくださいました。
昨年から始まった 「仙台流・七夕ななつ飾り」の作り方に、まだまだ苦労していますが、
昨年も参加した地元の学生たちと、仙台流を知らなかった日本人ボランティア
の皆さんが不思議な交流で、熱心に制作に取り組んでいました。
学生たちは 10のグループに分かれ、それぞれのグループで「七つ飾り」を制作。
自分たちのグループの笹竹を、個性を凝らしながら飾りました。
仙台七夕飾りの目玉は、やはり吹き流しでしょうか・・・
本場仙台市のような立派なものには及びませんが、なかなか素晴らしい
吹き流しが並びました。
女子学生はもくもくと・・・男子学生は眼を輝かせて・・取り組んでいたのが
印象に残りました。
制作を終わって、自分たちの作品に満足げな学生の皆さん。
本当に素晴らしい 七夕飾りが出来ました。
これらの作品のうちの一部は、8月8日にオープニング予定の
バギオ博物館での「バギオ七夕祭り6」の会場で8月29日まで展示されます。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、応援をいただいたボランティアの皆さん、
楽しい時間をありがとうございました。
ワークショップが終わった後に、アボンの理事のお一人から
「来年はアボンの子供たちに限らず、バギオの一般市民の皆さんを巻き込んで
この七夕飾りワークショップを開催したい・・・この美しい七夕飾りをバギオ市民と
一緒に楽しみたい・・・」
とのお話がありました。
もう来年が楽しみです。