2023年7月23日(日)は「日比友好の日」でした。
バギオ市でも条例によって日比友好月間が認定されています。
バギオ市では、8AMから、日系人団体である北ルソン比日基金(通称アボン)主催
での式典や浴衣の着付け体験などがアボン会館で実施され、
また11AMからはバギオ博物館に場所を移して、北ルソン日本人会主催による
「バギオ七夕祭11 & 金沢UNESCO創造都市」展が開催されました。
アボンの副理事長や事務局長によって、カルロス寺岡理事長のメッセージや
来賓の紹介がされました。
来賓の中には、副市長、フィリピン観光省やバギオ観光局のディレクターの
皆さんの姿もありました。
「着物と浴衣の違い」についての解説のあと、浴衣の着付け体験が行なわれました。
初めての浴衣姿に皆さん大満足でした。

日本語の歌も、アボンの奨学生たちによって披露されました。
そして、会場をバギオ博物館に移動。

受付はバギオ博物館のスタッフの皆さん、そして、金沢の様々な資料の
配布には、元コスプレ・グループの皆さんたちのご協力をいただきました。
今回は、Baguio Cosplay Community の若い人たちも大勢来て下さいました。
バギオ市で「日比友好の日」を条例として下さった市議会議員のご挨拶。
フィリピン観光省山岳行政地域の長からのメッセージ。

パンデミックの前に、金沢市を訪問したとおっしゃるバギオ市観光局の長からも
ご挨拶がありました。
また、国際交流基金マニラの所長からの祝辞の紹介がありました。

(photo by : SDS Multimedia)
(photo by : Baguio Herald Express)ポスターコンテストの表彰に続き、北ルソン日本人会代表によって
コールディリエラ大学で実施された「七夕飾りづくりコンテスト」の
入賞5チームの表彰が行なわれました。

(photo by : Baguio Museum)
エンターテインメントでは、
このデュオによる「七夕さま」の英語バージョンとともに
日本語の曲2曲も歌われました。
(photo by : Baguio Museum)

二つ目のエンターテインメントは、マニラで日本武道を学んでいる皆さんに
よる演武がありました。
三つ目は、熊本県の師匠に指導を受けたマニラのグループが日本舞踊を披露。
バギオ市では、めったに見ることのない演舞に皆さん魅了されていました。
(photo by : Baguio Museum)
そしていよいよ、展示のテープカット。
今年の展示の柱は、七夕祭りと金沢UNESCO創造都市の二つ。
金沢市とバギオ市は、UNESCOの創造都市登録に於いて同じカテゴリーでの登録がされています。
これらの展示品は、金沢市役所の御好意によって提供されました。
(photo by : Baguio Creative City Network)
ペーパークラフト・ワークショップで日系人会の奨学生たちが作った 金沢城石川門や前田利家の甲冑も展示。
(photo by : コナ アユ)
また、コーディリエラ大学での七夕飾りワークショップ・コンテストで作られた入賞作品も展示されました。
また、石川県の「能登きりこ」をイメージした作品が地元のアーティストによって制作されました。
そして、最後のお楽しみとして、日本料理と鯛焼きがご来場の皆様にふるまわれました。200人を超える過去最多のご来場の皆様で大盛況となりました。(2) 日比友好の日 七夕祭り Philippines-Japan Friendship Day at Baguio Museum Tanabata & Kanazawa Creative City - YouTube
ご支援、ご協力をいただきました皆々様に心よりの感謝を申し上げます。