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道路情報 - ケノン・ロード 暫定交互通行 台風被害 その3


台風17号 Pepengにより 孤立状態となっているバギオ市ですが、
本日10月12日朝の情報では、 ケノン・ロードが以下のように
暫定的に 開通した模様です。
ただし、地元情報によれば、道路状態は非常に悪く、特に TWIN PEAKS(キャンプ3地点)の道路が欠損しており、ケノンロードを麓からバギオまで走るには 相当の時間が掛かるとのことです。 十分に状況を把握の上、お出かけ下さい。

GMAニュースより:
http://www.gmanews.tv/story/174393/authorities-impose-traffic-schedule-on-kennon-road

上記サイトの要点の翻訳:

Under the traffic schedule, the Department of Public Works and Highways (DPWH) allows Kennon Road to be used by vehicles going down from Baguio City to La Union from 5 a.m. to 12 noon.

From 12 noon to 6 p.m., only light vehicles going up to Baguio will be allowed to use the road, the dzBB report said.

公共事業及び高速道路省は、ラ・ウニオン州とバギオ間のケノンロードについて、 
午前5時から正午までは バギオからの下りのみに利用し、
正午から午後6時までは バギオへの登りのみの 一方通行
を許可している。
通行が出来る車両は 普通車などの 大型を除く車両。


尚、マルコス・ハイウエイは、上記のサイトの内容では 13日(火)の開通を目指している模様です。
ナギリアン・ロードについては、復旧にかなりの日数を要するだろうと言われています。


10月12日早朝にバギオからケノンロードを降りた日本人の方の情報では、ケノンロードを抜けるまでにおよそ2時間(平常時は1時間)要したそうです。
叉、ケノンロードの崖崩れは大小およそ85箇所、大きい崩れだけでも15箇所くらいあったとの話でした。 このような道路状態の為、2トン以上の車両は通行不可だとのことです。 復旧工事はダイナマイトなども使われているそうで、完全復旧にはかなりの日数を要するものと思われます。

叉、山を降りてシソン付近に架かっているブエド川の橋は、途中で折れている為、特別な車で無い限りは軍が許可していないようです。



台風17郷 PEPENG災害地への支援のお願い

バギオを拠点に活動している環境NGOコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)(反町眞理子代表)では、今回のバギオ市、ベンゲット州、マウンテン州での甚大な災害の被災者へ 支援を開始しています。
JANLのメンバーのお一人でもある反町代表のCGNの山岳地域での広範なネットワークを生かした支援活動をバックアップしたいと思いますので、フィリピン在住、日本在住を問わず、下記のサイトの情報をご覧の上、皆様のご協力をお願い申し上げます。

http://cordillera.exblog.jp/12110452/




(この情報は 10月12日朝の情報です。)
by janlbaguio | 2009-10-12 13:13
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