バギオの北ルソン日本人会 JANL

PRA（フィリピン退職庁）のSRRV（退職者ビザ）の身分証明カードが期限切れになったら

PRA（フィリピン退職庁）のSRRV（退職者ビザ）の身分証明カードが期限切れに

なったら・・・

パンデミックのために、フィリピンから日本へ一時帰国された方も多いと思います

が、３年間一時帰国していたために、PRAのIDカードが期限切れになってしまい

ました。

＜＜これは、２０２３年４月３日現在の最終版です。＞＞

結論は、

パスポートの原本と　PRA　IDカードの更新された新しいものを　

旅行代理店に送って、イミグレでアメンドメント（修正）という手続きを

代行してもらうことができます。

フィリピン旅行代理店 | フレンドシップツアー (friendshipmanila.com)

ことの顛末は、以下のとおりです。

　　　

これがフィリピンに入国する際に、どのように扱われるのか、その後、どう手続き

をすればよいのかを、北ルソン日本人会の会員の経験に基づいて説明します。

その１

マニラ空港でのイミグレーションでの対応

マニラ空港到着時に、PRA　IDカードの期限切れを、空港のイミグレーションの

職員に指摘されました。　勿論のことです。

　　　

そこで、私は、

「パンデミックで帰国していて期限切れになったので、今回そのIDカードを更新する

ために来た」と答えました。

　　

すると、イミグレーションの職員は、

「今回は、何日滞在する予定ですか？」

　　　

私：「３か月の予定です。」

（往復航空券はチェックされませんでした。）

　　　　

職員：「一時的な処置として１ヶ月間有効なツーリスト・ビザを押しますね。」

と言って、ツーリスト・ビザのスタンプを押印しました。

そして、上の写真のように、　３月１７日まで有効のツーリスト・ビザということになりました。

もし、PRAのIDカードが期限切れになっていなかった場合は、どのように書かれるかといいますと、

下の写真のように、日付ではなく　SRRVと記入されます。

その２

バギオ市にあるPRA（退職庁）バギオ事務所での対応

PRA事務所は、以前と同じ　ネバダ・スクエアの中にあります。

バギオに到着したら、ＰＲＡバギオ事務所に行き、通常と同じように、IDカードの

期限延長を申請してください。

期限が切れた時に遡って延長料金を支払います。

（支払った金額の簡単な受領メモをもらいます。）

　　　　　

バギオ事務所のエリック・パティ氏によれば、マニラから新しいＩＤカードが送ら

れて来るまでに　１～２か月かかるとの話でした。

（この会員の場合は、２月２０日に更新手続きをして、３月２８日に新しいカードが

　届いたとの連絡を受けました。）

　　　

この時同時に、エリック・パティ氏から、

「新しいIDカードが来ただけでは、ツーリスト・ビザの状態のままとなるので、

バギオのイミグレーションで詳しい話を確認してくれ」

とアドバイスを受けました。

なお、こちらのサイトにあります通り、PRA　IDカードの更新については、

「2021年3月より3年更新が廃止され,1年のみの更新となりました｡」

と変更になっていますので、ご注意ください。

フィリピン 退職者ビザ 身分証明書 | （株）フレンド・シップツアー (friendshipmanila.com)

その３

イミグレーションのバギオ事務所での対応

　　　

イミグレーションのバギオ事務所に出向いて、事情を説明したところ、

以下のような指示がありました。

　　　　

ー　新しいPRA　IDカードが手元に来たら、それとパスポート持ってイミグレー

　　ションに来て、ツーリスト・ビザからPRAビザへの復帰手続きをすること。

　（この場合は、ツーリスト・ビザの期限１ヶ月を超えていても、手続きが

　　できる。ただし、超過料金が発生する。）

ー　もし万一、新しいPRA　IDカードが手元に届かない間に、再度フィリピンから

　　出国する必要がある場合には、上記のツーリスト・ビザの期限をイミグレー

　　ション・バギオ事務所で延長してから出国すること。

　　　　　

いずれにしても、イミグレーションに行き、手続きをとることが重要です。

以上の指示は、イミグレーション・バギオ事務所の下記の職員から得ましたので、

もし該当する方がいらっしゃれば、この職員に手続きをしてもらうのが便利かと

思います。

ところが、・・・・

3月３０日に、PRAバギオ事務所から新しいIDカードをもらって、

バギオ市のイミグレーションに行ってみたところ、

「バギオのイミグレーションには、ツーリストビザからSRRVに戻す権限はない

ので、マニラのイントラムロスにあるイミグレーションの本部で手続きをしな

さい。」

と言い渡されました。

そこで、マニラまで行けない場合は、バギオ市でどうにかできないかを尋ねたところ、　

「PRAバギオ事務所と同じフロア―に、　　St. Vincent Immigration

Consultancy　という会社があるので、そこで手続きをしてはどうか」　との

アドバイスがありました。

又、この時点では、ツーリスト・ビザが期限切れになっているため、

「延長しなくても良いか」と尋ねたところ、

「延長をすると、ツーリスト・ビザを選択したとみなされるので、

延長はしない方がよい。」

との説明がありました。

そこで、早速、PRAバギオ事務所がある　ネバダ・スクウェアーに戻ってみた

ところ、このような会社が見つかりました。

このオフィスは、非常に狭いオフィスで、女性が一人で仕事をしていました。

事情を話して、バギオ市に居て、このオフィスで代行ができるかを尋ねてみた

ところ、

「料金は、マニラのオフィスで確認しなければならないが、代行はできる」との答えでした。

その場合は、ツーリスト・ビザのアメンドメントになりますね、と言って、

アメンドメントの申請用紙を見せてくれました。

つまり、空港で押されたツーリスト・ビザのスタンプを「修正する」ということ

であるようです。

ただし、この会員の場合は、２週間後ぐらいに日本に行くという事情を話すと、

「それならば、マニラのイミグレ本部に、その時に立ち寄るのがよい。」とのアドバイスでした。

代行するにしても、本人のパスポートを預かって、マニラに郵送するので、時間が

かかるとの説明でした。

さらに、イミグレでも質問したツーリスト・ビザの「延長」については、

「延長すると話が複雑になるので、やらない方がよい」との答えでした。

イミグレーション・バギオ事務所

Unit 123 A&C EGI Albergo Residences,No.1 Villamor Street,

Lualhati Barangay, Baguio City.

職員：　　ギル　デュライ氏

連絡先：　０９１７ー５７６ー５１７５

　　　　　

イミグレーションの場所が上記の場所に移転していますので、ご留意ください。

乗馬ができるライト・パークのすぐ近くにあります。

　　　　

以上、バギオ市でPRAビザを持っている方へのご案内です。

　　　　　　　　　　　　　　　　

２０２３年 今年こそ良い年になりますように。宜しくお願い申し上げます。

あけまして おめでとう ございます 令和四年

（明治神宮にて撮影）


２０２０年からの新型コロナ禍が今も続き、２０２１年にはフィリピン南部に台風による大きな被害がありました。
苦しい時を過ごされている皆々様に心よりのお見舞いを申し上げ、２０２２年がより良い、素晴らしい年になりますようお祈り致します。
北ルソン日本人会　一同





　

大使館からの情報： 日本での新型コロナウイルス・ワクチン接種を希望する 海外在留邦人等の皆様へのお知らせ

大使館より、以下の情報が入りました。

差出人: 在フィリピン日本国大使館 <ph@mailmz.emb-japan.go.jp>
送信日時: 2021年7月17日 20:55

件名: 【感染症情報】日本における海外在留邦人等の一時帰国時の新型コロナ・ワクチン接種事業（接種可能時間帯、接種までの流れ等の決定）

【ポイント】
●日本における海外在留邦人等の一時帰国時の新型コロナ・ワクチン接種事業（7月19日正午（日本時間）からインターネット予約受付開始。８月１日から接種開始）における、接種可能時間、接種までの流れ等が発表されました。
●本事業によるワクチン接種を希望する方は、事前予約特設サイトを通じて渡航前に予約してください。

日本での接種をご希望の方は、下のリンクで詳細をご確認ください。

外務省 海外安全ホームページ｜新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置 (mofa.go.jp)

以上。

　

　　

４８回目のバギオ戦没者慰霊祭が開催されました

２０２１年２月１１日に、慰霊碑建立以来４８回目となるバギオ戦没者慰霊祭が

新型コロナ禍の中、日系人会・北ルソン比日基金が代行する形で開催されました。

詳しくは下記のプレスリリースをお読みください。

また、マニラ新聞にも掲載されました。




以下は会場でのスナップ写真です。
今年のバギオ戦没者慰霊祭では、日本国大使の追悼文を北ルソン日本人会の副代表が代読致しました。

ー　合掌　－